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zoom RSS 輝け☆ベスト仁王大賞 2013 <中編>

<<   作成日時 : 2013/12/27 19:30   >>

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今回は紹介しておかねばならない仁王さんが多いので部門を大幅に増設しております。
ですので三部構成です。更に濃い仁王さんのオンパレードです。



【コンクリ部門】
コンクリで造られたお手製の仁王さんは作者の思いが予想もつかないベクトルへと暴走しがちです。結果ファニオーになってしまうことが多いのですが、ただファニーで片付けるには勿体無い程のあふれる愛がそこにあります。


◆広島県呉市 源宗坊寺 (9/18)
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珍スポットとしてすっかりお馴染みになってしまっている感のある、源宗坊というお坊さんが一人でコツコツとこさえたその名も源宗坊寺。境内にはゲージュツ的なコンクリの諸仏があちこちにあるわけですが、参道の途中、空き地にまず現れるのがこの仁王さんです。パースが云々とかそういうのを軽く超越した何かがあるのがお解かりいただけるかと思います。もうスゴすぎて言葉にならないですね。
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◆島根県雲南市 陽だまりの丘 (11/26)
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入場無料のレジャー施設「陽だまりの丘」に立つコンクリ仁王さん。どこかの部族と習合しているかのような風貌です。隆運祈願堂というお堂で護っておられます。天衣が金色の手編みのマフラーのようです。突き抜けておられますね。
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【フェニックス部門】
過酷な環境に立たされている仁王さんは劣化と修復の繰り返しです。2013年も多くの仁王さんが修復され復活されました。


◆長野県飯山市 飯山仁王門 (4/10)
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この仁王さんは元は信州善光寺の明治45年の御開帳に間に合わせる為に飯山の仏師らによって急遽造られたピンチヒッター仁王さんです。現在の善光寺には高村光雲と米原雲海作の3代目仁王さんが立っておられます。
飯山市は北陸新幹線の開通に向け、駅前のシンボルモニュメントとしてこの像を買い取り、2012年飯山の仏師等の手により修復され設置。全身テカテカの漆黒なのは飯山は仏具屋さんが多く漆の産地であるからだそうで、明治の建立当時も黒かったそうです。
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◆山形県中山町 達磨寺 (5/21)
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かつて舞鶴山の愛宕神社に移転した大輪寺が廃仏棄釈により廃寺となり、仁王像と山門を移築したのがこの中山町達磨寺。2011年の東日本大震災で吽形さんが倒壊し山門の壁を突き破る等の被害があったそうで、この度修復され綺麗な彩色で蘇りました。
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【トルソー部門】
仁王行脚をしていると時折朽ち果てて修復不可能な仁王さんを目にすることがあります。火災・廃仏毀釈とそうなった理由は様々ですが、いわゆるトルソー状態になってしまってからも仁王門の中に大切に祀られているのです。素晴らしいじゃありませんか。


◆岐阜県下呂市 長谷(ちょうこく)寺 (4/14)
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下呂市小坂には小坂力持小太郎火祭りというお祭りがあります。この火まつりは、大火に遭い川をさかのぼった仁王像を一人で引き上げ供養した小太郎が怪力を授かったという「仁王像と力持ち小太郎」の伝説をもとに再現したものだそうで、長谷寺の仁王門裏側にはその川を逆上ったという伝説の焼けた仁王さんが祀られています。
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◆島根県隠岐の島町 願満寺 (11/23)
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島根半島の北方約50kmに位置する隠岐諸島。フェリーで片道2時間半、港からレンタサイクルで坂道を漕ぐこと1時間、往復計7時間・金額7千円を費やしてこの仁王さんに会うためだけに行ってきました。明治の廃仏毀釈運動によりこのような無残なお姿になられています。会えてよかった。
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【アート部門】
どこでどうなってこういう仁王さんを作るに至ったのか。アートな仁王さんです。仏師のゲイジュツが爆発した結果、こんなスゴイことになりました。


◆山形県山形市 長源寺 (5/21)
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仁王立ちとはいいますが、誰が立って警備をしないといけないと言ったでしょうか。長源寺のモルタルでできた仁王さんは、なんと本堂の入り口の梁の上から必殺仕事人よろしく怪しいヤツをウォッチングです。等身大くらいの像(?)で作り込みが半端ないです。
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◆鳥取県倉吉市 定光寺 (11/21)
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かつてこれほどインパクトのあった仁王さんはいただろうか。この仁王さんは開山と同時期に植えられたという境内入り口にあった樹齢600年のムクノキ。立ち枯れ伐採することになり、勿体無いからと仁王さんとして生まれ変わったのです(NEWS記事はこちら)。顔だけだっていいじゃないか。
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【ソロ部門】
何らか理由でコンビ解消、ソロ活動をすることになった仁王さん。はたまた元からソロ・デビューの仁王さん。普段コンビが当たり前の仁王さんはソロ活動をし始めた途端、「ちょっぴり特別な仏さま」となられます。


◆滋賀県竜王町 竜王仁王尊 (6/22)
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実家が滋賀県なのにもかかわらず、その存在は知っていたものの、これまでずっと会いに行けてなかったのがこの竜王町西光寺跡のソロ仁王さん。というのも普段は祀られているお堂の扉は閉ざされており(格子から暗いものの中を覗くことはできます)、年に1度6月末に行われる千日会の祭りの際にのみ御開帳されるからです。今年は仕事のスケジュールの合間をみて夜行バスで行って帰ってして遂に会うことができました。ちなみに吽形さんの所在は西光寺跡の土砂崩れの地面の下に埋まっているといわれ「そのへん掘ったら出てくるんちゃうやろか」と地元の世話役のおじさん談。
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◆広島県広島市 三瀧寺(みたきでら) (9/17)
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皆さんは戦っている最中の仁王さんの姿を見たことがあるでしょうか。ボクは新潟の西福寺開山堂で石川雲蝶作の「戦う仁王」を見たことがありますが、こんなスーパーサイヤ人状態ではなかったです。掴み上げられている邪鬼はよっぽど悪いことをしでかしたに違いありません。
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いよいよベスト仁王大賞決定!<後編>に続きます。

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