撮りなおし仁王

雪だというのであまり無理せず太田市→館林市からの埼玉経由で帰路につきます。
まずは朝一で太田市の曹源寺で仁王ノルマを消化しておきます。
ここが済めば最悪雪で動けない事態に陥ったとしてもとりあえずOKです。
なにがOKなのでしょうか。

さて曹源寺は本堂が「さざえ堂」という構造になっていて埼玉成身院・福島旧正宗寺とあわせて「日本三堂」だそうです。
ちょっとした名所なので雪の中、3人家族と若いカップルが拝観にきていました。
中々の集客力ですね。

ま、さざえ堂はあとでゆっくり拝観するとして、僕のメインはあくまで仁王像です。
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仁王門の中にいらっしゃった仁王さんは石仏?でしょうか。
むりやりな感もある彩色がなんともイイ味出してますね。好きですよこういう自由な感じ。

さざえ堂はこんな感じでした。
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1階から3階まで秩父・坂東・西国の百観音がずらっと祀られていました。


今回わざわざ館林経由で戻るのは理由があります。
以前関東八十八ヵ所の巡礼で訪れていた観性寺というお寺が館林にあるのですが、
ここの仁王像の写真をどうしても撮りなおししておきたかったのです。

その以前の写真がこれです。
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ね?ダメでしょ?
どうしてこんなことになったのでしょうか?


思えば今回の群馬仁王行脚は「撮りなおしの旅」でもありました。
では、そのBeforeとNewをずらっと並べてみましょう。

坂東三十三観音 十五番 長谷寺
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Before

New
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坂東三十三観音 十六番 水沢寺
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Before

New
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関東八十八ヵ所 一番 慈眼院
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Before

New
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関東八十八ヵ所 二番 不動寺
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Before

New
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関東八十八ヵ所 三番 金剛寺
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Before

New
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デジタルカメラの機種が良くなったのと、曇り空だったのが進歩の原因で、実は撮影者の技術が上がったわけではありません。あとは愛ですね。

さて、観性寺の仁王さん。
仁王門に到着して解りました。「あーそういうことだったのか」と。

まず網目が細かい。1センチくらい。しかも錆びてるし(苦笑)
そのうえ中の奥行きがなく、仁王像が網から至近距離に立つ。

これは困った。ひきで撮ろうとすると、どうやっても錆びた六角網がレンズを埋めてしまう。

上に挙げた撮りなおし画像は全部ニコンのコンパクトデジカメで撮り直したのですが、もはやこれではムリと悟る。

ここで登場するのが久々のデジタル一眼。キャノンのEOS Kiss X2という入門機です。レンズはアムロンのマクロ望遠に替えています。

絞りを開放にして手前の網をぼかして仁王像に焦点をあわせます。
で、頑張って撮影したのがこれです。
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Before

New
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いかがでしょう?これに関しては少しは腕を上げたといっても良いのではないでしょうか?

ということでずっとひっかかっていた画像の撮りなおしが出来て、初対面の仁王さんにも沢山会えた充実の群馬の旅でした~!

まだムラはあるものの、これで関東地方の仁王さんは一通り巡ったかな。
しかし、まだまだ仁王行脚は終わらない。

目指せ1000体!

この記事へのコメント

ふじーる
2011年02月12日 10:48
絞り!

限られた条件下の中、これはナイスなテクですね(^^)

引きでみる仁王さん方も、深みがあってGOODかと☆
なべたけ
2011年02月12日 13:32
ふじーるありがとう!
自分で決めた1000体仁王行脚の公式ルールで
「像のポージングがわかるように全体像を撮ることを最優先とする」
というのがあり、最優先事項なのでなるべく引きで撮ることにしています。
ニコンのS3000というコンパクトデジカメが今のところメインで活躍してるカメラで、これの良いところはレンズの口径が小さいのと、他の上位機種のデジカメと比べて圧倒的に広角で撮る事ができます。
つまり金網の網目が小さく、かつ接写しなければいけないような場面でも、ある程度ちゃんと撮れるのです。
色々試してみたのですが結局コレが一番使えるので、僕はこのカメラを2台持っています(笑)

それでも今回ムリと判断した観性寺の仁王さんは僕にとってかなりの難題でしたが、カメラも時と場合によっては使いわけるのが正解ということですね。
デジイチ持ってて良かったです。

そして仁王門にたどり着いた時、さて今日はどうやって撮ろうかと考えるのが、なんとも楽しみです。それがひとつの醍醐味なんですね。

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