八王子雲龍寺 珍寺と呼ばれるその真偽はいかに

新潟仁王行脚の翌日、まだ家にたどり着かない状態で東京は八王子へ。
珍寺と呼ばれる雲龍寺には実に総勢9組18体もの仁王さんがいます。

なぜこのような事になったのかは知りませんが、ずらっと並んだ仁王像をみてゆきましょう。

まず本堂がある境内の敷地の道を挟んで隣に墓地があります。
その墓地の入り口山門前に1組の石像仁王さん。
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東大寺タイプですね。


駐車場横、境内敷地の東側の北に光明門という名の仁王門があり、こちらにも東大寺タイプの仁王さん。
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2組目。


それから境内南側に表から見ると雷門、裏から見ると南大門という謎の仁王門がありまして、その裏側の方に太めの曹洞ファミリー仁王。
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3組目ですね。


そして本堂の入り口を入ったところに大きな仁王さん。
どうやらここの仁王チームのボスのようです。
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4組目。


境内の外に回ってみると、北東の光明門と南大門の中間に閉ざされた仁王門が!
どんだけ仁王門があるのでしょう。
こちらには鋳造された仁王さん。
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5組目・・・。


これだけでもだいぶ「異常事態」なのですが、ここからがこの雲龍寺の「珍」たるところです。

大圓覚殿なる五重塔があり、その中には日本一の達磨さんが鎮座しておられるそうなのですが、
その二階部分に曹洞ファミリーが集っています。
もう、曹洞ファミリー仁王の見本市みたな状態です。
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いるのがチラッと見えますか?

まず、東側階段を上がったところにひと組。
とっても威嚇してらっしゃる仁王さん。ナイスな表情です。
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6組目。

四隅の角には仁王さんが迫り出してます(笑)
こんなところが「どうかしている」と思わせてしまいます。
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船首に取り付けてある女神像みただな・・・とふと思いました。
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塔の北側に回るとこれまた初めて見る光景、ふた組の仁王さんががっちりガード。
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四天王じゃダメなのでしょうか?

その前衛の仁王さん。先程のと同じく顔で威嚇の曹洞ファミリーです。
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7組目。

後衛の仁王さん。もっさり型の曹洞ファミリー仁王さん。
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8組目。


扉が開くとでっかい達磨さんがお目見えする塔南側の仁王さん。
きれいにカラーリングされています。
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はい9組目っと。

塔の西側には仁王さんがいませんでしたが、どうしてでしょう?
幼稚園が西側にあるから?
それとも西が西方極楽浄土だから?
謎は深まるばかりです・・・。


いかがでしたか?
仁王さんにスポットをあてて紹介しているので実際にはこの他にも「ん?」と思うような石像・銅像がいたるところに並んでいます。

しかし、ボクの印象としては、まあ、珍といえば確かに珍なのですが、「これは何らかの理由があって仁王群が並んでいるに違いない」という、仁王愛を感じました。
仁王さんを求めてさまよっている人間にはわかるんです。
それがただの陳列物なのか、信仰の対象のひとつとして「御祀りしてある」のかぐらいは。

結論。
「雲龍寺 確かに珍だが 愛がある」

仁王行脚は続きます。

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