茨城仁王行脚2DAYS

仕事で茨城県牛久に行くことになったので、つくば周辺の仁王行脚をしました。

22日。牛久大仏の背中を通り過ぎ、まずは南の稲敷市からスタート。
1ヵ所目、逢善(ほうぜん)寺。鎌倉時代の県指定有形文化財の仁王さんがいます。
以前にも来ていますが、今回リベンジ撮り。
画像


実にカッコイイ仁王さん。色あい、造形といいとってもナイス仁王!
画像



次は同じく稲敷市の神宮寺。
わりとモッサリした感じの仁王さんです。
画像


草鞋の奉納がいっぱい。地元のみなさんに人気なんですね。
画像



3ヵ所目、ぐぐっと千葉県寄りの利根町、泉光寺。
江戸時代に慶派仏師の手によって作られたと言われる仁王さん。
画像


いかにも江戸時代な感じの金剛力士ですが、注目は内壁。
うっすら描かれた絵が残っています。
よく天井に絵が描かれているのは見かけますが横っていうのは初ですね。素晴らしい。
画像



つくば市の東福寺の仁王さんが4ヵ所目。
こちらには明治の神仏分離令により筑波山神社より越してきた仁王さんがいらっしゃいます。
画像


明治よりも前に作られたとすると江戸時代の像でしょうが、近年修復・再塗装がなされていてとても綺麗な金剛力士。
よく見るとその憤怒の表現がなかなかの迫力です。
画像



5ヵ所目はちょっと寄り道してつくば市のしゃぶしゃぶ・会席のお店山水亭。
こちらには建物の入り口前にモアイ像のように大きな仁王さんのヘッドが並んでいます。
頭だけで2m以上ですから地面の下に埋まっているであろうボディは相当デッカイものだと思われます(笑)
画像


下にライトが設置されているのできっと夜になるとライトアップされるんでしょうね。
画像



お寺ルートに戻ってつくば市の安福寺。
関東でよく見る銅製のスピア仁王さん。
画像

注目が裏側を守っているミニ金剛力士。
画像

お前立ちというのは聴きますが後ろ立ち仁王さん(笑)
画像



23日。2日目の仕事前仁王行脚です。
過去にも何度か茨城仁王行脚をしていますので、もう大体の仁王さんには会っているつもりでいましたが、いやいやそんなことはない。
まだまだ未知の仁王さんがいます。
薬王院の仁王さんはまさしくそんな仁王さんで、もうすっかり会っていると思いリベンジ撮りのつもりで辿り着いてみると、初対面だったという(笑)

阿形さんの方はよほど戦いが激しかったのか両手がもげてしまっています。
江戸時代の像。
画像

吽形さんは比較的保存状態がいいです。
画像



2ヵ所目は国指定重文の三重塔がある小山寺の仁王さん。リベンジ撮り。
暗い仁王門の中にはどこか羅漢ぽい、筋肉のあんまりない仁王さんがいます。
画像


金剛杵は吽形さんが担当。ちょっと変わった形の金剛杵です。クナイみたい。
画像



桜川市の坂本観音の仁王さん。
阿形さんは少し後ろにもたれかかった感じ、吽形さんは格子寄り前側に立っていてバランスよくお二人を撮るのは無理と判断。こういうことも多々あります。
画像


注目は吽形さんの顔。覆面レスラーならぬ覆面金剛力士でしょうか(笑)
画像



4ヵ所目はお堂の中にいらっしゃるという笠間市養福寺の仁王さん。
明治の火災の折、村人たちの手で救出されて以来、バラバラの状態で保管されていたのが、平成18年に満を持して本堂内にて復活したそうです。
画像


像高3mを超える大きな仁王さんです。この大きさが室内にいらっしゃる様はなかなか圧巻です。
天衣は焼失してしまったのかありませんが、これで天衣があったらもっとすごかっただろうなあ。
画像



今回の仁王行脚ラストは小美玉市の指定文化財として地元の方々によって守られている石像仁王さん。
検索すれど、正確な所在地の住所が解らず、「極楽寺の案内看板の近く」という情報だけを頼りに勘で探しているとありました!
雑木林の前にひっそりと佇む仁王さんです。
画像


吽形さんはどこか「どや顔」です(笑)
画像


というわけで、茨城仁王行脚、まだまだ味のあるいい仁王さんがいるものですね。
あなどれません。

今回は2日間で初対面9組、リベンジ撮り2組、オマケ1組の仁王行脚でございました。

ところで、画像を見直してみて気がついたんですが、ボクはやっぱり吽形さん好きなんですね、相当(笑)

この記事へのコメント

Lennonkoara
2012年05月20日 13:03
5月15日の東京新聞で渡辺さんの記事を拝見し共感しました。これからも続けてください。また、わたくし自身も機会があれば巡ってみたいと思いました。
渡邊丈士
2012年05月23日 08:39
Lennonkoaraさま ありがとうございます。とても嬉しく思います♪「仁王門で立ち止まろうキャンペーン」をこれからも続けていこうと思います。

この記事へのトラックバック