千葉、坂東結願の仁王

今年元旦になんとなく鎌倉の杉本寺にて坂東三十三観音2巡目の発願をしました。

それから11ヶ月。関東で仁王行脚をする際には近くに坂東札所があれば寄るようにしていました。

そしてこの度、やっとゴールです。千葉県は房総半島の南端、館山の那古寺へ向かって出発です。

しかしせっかく千葉の果てまで行くのですから、途中で仁王行脚しておきます。

まずは仁王行脚のやり残し、鋸南町の天寧寺から。
こちらにはなんと伝・運慶作の仁王さんがいらっしゃるとか。
いいですか?仁王業界でいう「伝・運慶作」というのは「出来がいい仁王」というのと同義語です。
だからその仁王さんが、実際に運慶が作ったものであるかどうかは問題ではありません。
「これ運慶じゃねえだろ!」とか言うのは野暮ってもんです。

そんな伝・運慶な仁王さんがこちら。
画像


なかなか力強い仁王さんです。みたところ江戸時代の仁王さんっぽいですね。遡っても室町時代くらい。
画像

天衣の先っぽを土門撮りしておきます。
画像

吽形さんはなんとも痛々しく前後にパックリ割れてしまっています。中身がお出かけ中でしょうか。
画像

阿形さんは右足骨折?ガムテープのギブス…。
画像

真っ赤の塗装を剥がして、割れている箇所をちゃんと補修すればきっとすごくいい仁王さんなんですけど…、もったいないですねぇ。伝・運慶という割りには粗末に扱われています。残念。


次はいよいよ那古寺。この日は多宝塔の特別開帳があり、それに合わせてこの日に来ました。

到着して早速仁王撮影です。3度目の訪問ですが、これまでお祭りの日に来ていたので、こうしてまじまじと仁王撮影するのは初めてです。
画像

設置場所が高いので脚立を使って撮影。阿形さん。
画像

阿形像衣紋詳細(←土門拳風タイトル)。
画像

吽形さんはかわったポーズをしています。
画像


境内に入ると幸運なことに多宝塔の開帳法要に遭遇。そして、
画像

本堂脇で護摩焚きの法要。みんなが護摩に夢中な内にまた仁王門に戻って仁王撮影です(笑)
画像


というわけで、無事に坂東三十三観音、2巡目結願(けちがん)です♪
画像


パチパチ。

観音巡礼は終われども、仁王行脚は続きます!

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック