福島のベスト仁王

雪の山形を脱出して行きと同様帰りも福島を行脚してゆきます。

郡山周辺から。

まずスタートは三春町の田村大元神社。大元とは大元帥明王の大元でかつては大元帥明王社という名称の神仏習合の寺社でした。
こちらにいらっしゃる仁王さんは江戸時代の仏師伊東光雲(光運?)の作。
予備知識なしで行ったのですが、その初めて見たそのときのインパクトたるや、久々の衝撃でした!
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大きさ、彫刻としての精巧さ、オリジナリティー、保存具合、総合的にみて福島県のベスト金剛力士と言ってよいかと思います。
阿形像。いかにも江戸なややメタボな体形です。が、天衣の表現など見ると手抜きではない造形であることが解ります。
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吽形像。いつもと同じ「吽形のカッコイイ角度」から撮影しても新鮮!
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袴はかなり力が入っています。こんなに手の込んだ袴はちょっと見ないです。
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雪がちらついていましたが、こういう出会いがあると関係なくなります。
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次へ移動…と郡山駅の方へ向かっていると道沿いに予定外の仁王門発見。
"呼ばれ"ました。

真言宗ですが阿弥陀寺という名前のお寺。
仁王門には割りと新しめの仁王さんが。身長ぐらいのサイズ。
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阿形さん。
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郡山駅に程近い場所にある真言宗の如宝寺。
仁王門周辺のタイルの張替え工事をしていましたが立ち入り禁止というわけでもなかったので、邪魔にならないように撮影開始。ま、こちらも仕事ですから(笑)
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阿形さん。上の阿弥陀寺の方と見比べてみてください。いい味だしています!
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吽形さん。こういうオリジナリティ溢れるローカル仁王さんに出会うとやっててよかったと心底思います。
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山の中にあるので辿り着けるかちょっと不安だった古寺山白山寺。
一瞬迷いましたが無事に辿り着きました。

仁王門も少し境内から離れたところにあり、勘を頼りに見つけた時はアドレナリンMAXです。
そんな仁王門の中にいらした小ぶりな仁王さん。立ち位置が通常と逆ですね。
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吽形さん。
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境内の延命地蔵石像。
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仁王門から境内へ続く道沿いに三十三観音像が並んでいます。
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まだ時間があったので南東の鮫川村、富田薬師堂へ向かいます。

何でもここには平安時代の作であろう仁王さんが薬師堂のお堂の中にいらっしゃるとかで、とにかくいってみました。

案の定、薬師堂の扉は鍵がかけられていましたので、正面両側の窓からカメラを突っ込んで真っ暗の堂内をフラッシュ撮影。なんとか姿は確認出来ました。
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いずれリベンジ撮りしに来たいと思います。
課題を残すのも旅には重要です。

ということで郡山周辺の仁王行脚は終えました。なかなかいい行脚だったと思います。

考えた挙句、福島をもっと見ておきたいと、翌日いわき市を行脚することにしました。

仁王行脚は続きます。

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