会津仁王行脚2012 その3

会津行脚2日目。
この日はすでに何度か訪れているお寺をふたつだけに絞って回ります。

理由は会津若松から距離があるのと、見所満載の二寺院なため時間がかかるからです。

まずは西会津に向かう途中の柳津町の福満虚空藏尊圓藏寺。
ここは茨城県東海村の大満虚空藏尊、千葉県天津小湊町の能満虚空藏尊と共に日本三大虚空藏尊の一つに数えられています。

そんな名刹の仁王さん。
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割りともっさり型の仁王さんです。味があるといいましょうか。
甲信越、東北によく見られる濡らした紙つぶてを仁王さんの体めがけて投げつける信仰の痕がみられます。
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吽形さん。横からみると歯を食いしばってる感じがステキです。
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日本三大虚空蔵尊にはそれぞれに仁王さんがいます。
茨城県東海村の大満虚空藏尊の仁王さんと
千葉県天津小湊町の能満虚空藏尊の仁王さん。
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まあ、特に共通点があるわけではないですね。
何気にこの三大虚空蔵尊の仁王さんを一気に紹介してるのは多分世界初ではないかと思います。
みなさんラッキーですね。

さて、虚空蔵菩薩は丑寅の守り本尊ですから狛犬も牛と虎です。
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そうそう、前回2009年丑年に来た時はマスコットキャラクターの「うとちゃん」というゆるキャラが出迎えてくれました。その時の画像。
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ゆるいですねぇ。

それから福島といえば赤ベコ。
境内には巨大な赤ベコの「満子」さんがいらっしゃいました。
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母だそうですが、子はどこに?!

さて、広い境内を散策すると思わぬ発見がありました。
それはこちらの「慈母観世音像」。
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救い出されている瞬間なのかビミョーなバランスの女の子がぶら下がっているのが特徴で、見た瞬間「あ!(千葉の)橘禅寺の像だ!」とすぐにわかりました。
早速台座の裏の銘を確認すると「平成弐年四月 奉納者 市原市橘禅寺住職 高橋○○・△△」と確認。
やっぱりそうだ。何か縁があってのことだと思いますが、千葉県の像を200km以上離れた会津の地で見るとは思っていなかったのでかなりトキメキました。
ついでに、本家橘禅寺の慈母観世音像。橘禅寺は現在は無住ですが前住職が彫刻家で、その方の作品。
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あまりにもボクが慈母観世音像に食いついているため、他の参拝の集団(主におばちゃん)も「何か特別なのか」とわらわら集まってきたので、写真を数枚撮ってあとにしました。
一応千葉県に同じ像があるんだと説明しましたが、あんまりピンと来てない様子でした(笑)

もうこの時点でけっこうお腹いっぱいな感じなのですが、メインは次の西会津鳥追観音です。


会津ころり三観音のひとつで会津三十三観音の特別札所でもある鳥追観音如法寺は春と秋の大祭に観音さま(御前立ち)の特別開帳があります。
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いつも来る時は(初めて来た時も!)特別開帳期間中なので深い縁を感じています。
初めて買った御朱印帳もここ。いつも身に着けている念珠もこの鳥追観音の念珠だったりするので、ボクの中では心の菩提寺です。

ちなみに観音様はこんな方(左)。会津のポスターより。
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仁王さんももちろんいらっしゃいます。
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仁王門にはかなり細かい六角網が張られているので撮影が大変かとおもいきや、丁度撮影したいだろうなあっていう箇所に綺麗に丸い穴が開けてあるという親切設計なので、ありがたくその穴を活用します。

阿形さん。目ぢからのある仁王さん。こちらも紙つぶての信仰があったようですね。
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吽形さん。どっしりとした仁王さんです。
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実はこちらの仁王さん達は2代目で、初代が観音堂の中にいらっしゃいます。

それがこの方。
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なんとも痛ましいお姿ですが、かつて火災にあってこのような姿になったそうで、いまは「なで仏」として第2の人生(?)をまっとうされています。触れる県の重文です。

以前に来た時はまだ厨子がなくこんな感じでした。
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現在は(震災後でしょうか)立派な厨子が奉納され、祀られています。でもなでることができます♪
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この日は日曜日で観音様の縁日(一般には18日ですがここは6/17が本当の縁日なのだそう)だったため、参拝客もひっきりなしでした。
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お寺のお母さんにもお会いできて「福島を盛り上げて下さい」と頼まれました。
頑張ります!

鳥追観音の向かいには「仁王茶屋」というお蕎麦屋さんがあります。
ボクは残念ながら蕎麦アレルギーなので近づけませんでしたが、きっと店内は仁王さんで溢れかえっているに違いありません。すごいですね!
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ここで、会津仁王行脚を美しくフィニッシュしようと思ったのですが、ちょいと調べるとまだまだ未知の仁王さんが会津にはいらっしゃるらしいことが判明。
予備日を使って3日目の会津行脚をすることになりました。

仁王行脚は続きます。

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