東北仁王行脚のゴールは原点回帰

9月6日

1000組行脚というひとつの目標をクリアし、数の縛りから開放されました。
これからは自分の撮りたい仁王さんだけ撮ればいいんですが、そうは言っても実際に会ってみるまでわからないので結局は全部回ることになるんですね(笑)。

ひとまずの出羽仁王行脚を終えるべく回りきれてなかった所を巡り、そのまま宮城県へ移動することにします。


1.東林寺
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山形県河北町東林寺。真っ赤な曹洞ファミリー(曹洞宗の大本山、横浜市鶴見区總持寺の仁王さんのコピーモデル)。
駐車場がいっぱいで人気のあるお寺だなあと思ったら本坊の広間で写経会のようなことをされていました。
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まあどこから見ても曹洞ファミリー。
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これで出羽仁王行脚は終了、宮城県へ向かいます。


2.加美町仁王堂
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宮城県加美町の山奥、牛が放牧されているのどかな風景に「仁王堂」の文字が。
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猟銃の発砲音が間近で鳴り響きビクビクしながら、ひっそりと建つ仁王堂にお詣りです。

堂宇は明和元年(1764)に再々建されその際に仁王像も塗装し直されたそうなので、仁王像の造立はそれよりも前ということになります。2005年に町の方々の勧進によって堂宇と仁王像が再度修復されたとのこと。
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暗い上に扉の近くに立っているので撮影はこれが限界。
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2005年の再塗装により色鮮やかに蘇ってらっしゃいます。愛されている仁王さんなんですね。
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道の駅にいたカエル。
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9月7日

ここまで来たのだから石巻に寄って行こうということで石巻→仙台というボクにとっては仁王行脚のスタート地点を目指します。

3.箟峯寺
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石巻からは内陸の宮城県涌谷町の箟峯(こんぽう)寺。「笑う仁王さん」とか「ほほえみ仁王」と呼ばれています。
笑っているの分かりますか?
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訪れるのは3回目かな。
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震災で吽形さんの髻(もとどり)が外れて耳の辺りに引っかかっています。でもニヤリ。
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可愛いお顔の割に体は大きいんです。
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4.長谷寺
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宮城県石巻市の長谷寺。ミラクル発生。
実は石巻にはもうひとつ仁王さんがいる長谷寺があるのですが(そちらには震災前後に訪問)、間違えて同名の長谷寺に来てしまいました。
それでもちゃんと仁王さんが待っていらっしゃるとはお導きでしょうか。
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仁王さんは平成のマッチョな仁王さん「逆手金剛」です。髪結いが黄色くなびいています。
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2011年5月にボランティアで石巻を訪れた時、毎晩車中泊した石巻市の道の駅上品の郷。
ふたごの湯という温泉施設もあります。
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石巻立町ふれあい商店街。皆さん復興に向けて頑張っておられます。
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駅前の多くはシャッターが閉められ津波の傷痕が生々しく残っているのですが、「いしのまきマンガロード」として石巻出身の石ノ森章太郎さんが生み出したキャラクターの像(仮面ライダーやゴレンジャー、サイボーグ009等)が沢山立っています。
ボクにはそれが街に勇気と力をもたらす仁王像のように見えました。
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ちなみに津波で無傷だったのはアカレンジャーだけだったとか。さすがリーダー!

くるりのCD「石巻復興節」を買って、車内でかけながら仙台市へ移動です。


5.金昌寺
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仙台市金昌寺。仙台の仁王さんも回り尽くした感があったのですが、まだ残っていました。
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平成の赤目仁王さん。
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6.妙心院
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東北仁王行脚もこれがラストとなりました。まさに原点回帰。仁王行脚のスタート地点であるここ妙心院にてゴールです。
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もう何度も事あるごとにお詣りしているので、写真は一体につき三回だけシャッターを切って良いというストイックな限定ルールを自分に課して撮影です。
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どうでしょうか?


というわけで8月からの延べ17日間に渡る青森・岩手・秋田・山形・宮城仁王行脚で写真展『東北の仁王』の材料を何とか集めることが出来ました。
遅筆なため、このブログを書いている現時点で既に高円寺での展示が終わっているわけですが(苦笑)、「人間、情熱だけでなんとかなる」ということを証明できたんじゃないかと思います。

そして写真展に来てくださったお客さんとお話させていただいて、こんなブログでも楽しみに見てくださっている方々がいてくださるという事を再認識させていただきました。

続けてきて良かった。

これで東北仁王行脚は一段落ですがまだまだ全国には未知の仁王さんが待っています。
全国仁王行脚はまだまだ続きます!

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